性病というのは自分が一人で勝手に発症する訳ではありません。つまり何かしらから感染してしまうものです。
そして風邪のように空気感染はしないので感染した経路、原因は突き止めやすいのが特徴です。細菌やウィルスに接触しなければ性病にはならないのです。
ウィルスや細菌は感染している人の精液、膣分泌液、血液、便、尿、唾液や患部に潜んでおり、性器、肛門、口などの粘膜や皮膚に接触することで感染してしまいます。
多くは性交によって感染することが多いのですが性器による性交以外にも、オーラルセックスやアナルセックスなどでも感染することもあり、キスのみでも感染することがあります。
ただし、性病と言っても様々な病気がありますのでそれぞれ感染する可能性がある感染経路や確率は異なります。
キスのみでも感染すると言ってもHIVの場合には唾液をバケツ1杯飲むくらいと言われるほど確率は少ないものになります。
関連記事
接触は直接の場合も間接の場合もある
性病患者の体に一切触れていなくても感染してしまう場合もあります。つまり必ずしも性交でのみ性病に感染してしまう訳ではないという事です。
とはいえ、空気感染はしませんので接触はしています。性病患者の感染部分が何かに触れ、その何かにあなたが触れた場合には感染する事もあるのです。
性病が必ずしもSEX関連から感染するという訳では無いという事も知っておかなければなりません。セックスの代償と思われている性病はセックスをしなくても感染してしまうのです。
つまり注意するのは性交渉の時だけでは無いですし、セックスをしなければ性病とは無縁という訳では無いのです。
間接的感染経路
例えばトイレなどで性病持ちの人が便器に性器が触れ、その便器に菌やウィルスが残りあなたがその便器に性器が触れてしまった場合にも性病に感染する可能性があります。
公衆のトイレを使用する際には得に注意が必要なのです。また、お風呂や温泉も注意が必要な箇所です。たまに風呂場による集団感染も聞きます。
決して頻繁に起こる事ではありませんが可能性はゼロでは無いという事です。お湯を介しての可能性は少ないですが風呂場には性器が接触してしまう椅子などもあります。また、タオルの使い回しなどでも感染することもあります。
ただし、これらは間接的に触れる事によって起こりうる感染です。基本的には不衛生なトイレやお風呂でなりますので現在、日本の温泉や銭湯、またはプールで感染する可能性は極めて低いです。
もし、性病がその場所で蔓延しており集団感染などを起した場合には経営が危ぶまれ、訴訟問題にもなりかねますので管理者も細心の注意を払い消毒などをしていますので銭湯や温泉が危険という訳ではありません。
ただ可能性はゼロでは無いという事です。
母子感染もありうる
性病を持った母親から経胎盤感染、経産道感染、経母乳感染によって子供が性病に感染してしまう可能性もあります。つまり母子感染によって性病になってしまう子供もいるのです。
病気によっても異なりますが高い確率で感染してしまうものもあります。これも間接感染の一つです。
胎児の時にそうなる可能性があるのなら両親が気をつけなければ胎児本人が感染を防ぐ手段はありません。
両親に性病を持っていた場合、母子感染以外でも性病にかかってしまうリスクは高くなります。
例えば性病に感染している親から口移しで物を食べたり、家族内で同じタオルを使用したりして感染してしまう事もあるのです。
つまり性交渉と無縁な子供にも性病のリスクはあるという事です。そういった性病の感染をしている可能性があるのですから将来、童貞の人と処女の人が性交渉を行ったとしても性病に感染する可能性はあるという事になります。
関連記事